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臨・兵・闘・者・皆・陣・列・在・前 (りんぴょうとうしゃかいじんれつざいぜん)この記事を読めば、今日からあなたも忍術・密教・魔法使いに

 

九つの印にまつわる神仏

毘沙門天

十一面観音、

如意輪観音

不動明王

愛染明王

正観音、

阿弥陀如来

弥勒菩薩

文殊菩薩

本地仏として当てる説もある。

 

ご利益

災害をはらい、

勝利を得る呪力があるとされる修法

邪気や悪霊などを打ち払うとされる

民間呪法だが、もともとは真言密教

天台密教で行なわれる

 

「成身辟除結界護身法」

道教陰陽道が混交して

民間に伝ったものである

 

真言宗では成身辟邪結界護身法は

秘法のひとつであるため行なう際には、

印契を袈裟の中で結び、

真言も口の中で唱えて、

在家信者に聞こえないようにしている。

 

だが、天台宗では印契を袈裟の外で結び、

真言も聞き取れる程度の音量で唱える。

そのためこの修法を見た信者のなかには、

その所作や真言を見様見真似で覚え、

真似をするようになった。

 

この修法が不動明王の権能を用いることから、

不動明王を信仰する修験者らによって

所作が真似られるようになり、

それが形を変えて幅広く流布していく。

 

修験道の「切紙九字護身法」や

陰陽道の「四縦五横」といった呪法は

こうした流れの中で生まれていった。

 

また、九字を使った護身法を

密教の在家信者も使うようになっていった。

現在、民間で用いられている九字護身法は、

「臨兵闘者皆陣列在前」と唱えながら、

それぞれの字に対応した印を結んでいく。

 

密教僧が伝授される不動明王

権力による辟邪結界法

九字護身法は、密教の重要なる経典で、

なかでも真言宗では三部秘経の

大日経』(大毘盧遮那成仏神変加持経)

の修法のひとつ胎蔵界法の作法である

『成身辟邪結界護身法』

が基になっている。

 

 

阿字観とは

この作法は、密教の修法を行なうにあたり

最初に行なわれる作法で、

まず密教の最も基本的な観想法である

 

蓮華の上にある

月輪の中に描かれた大日如来を表す

「阿」の梵字を見つめて瞑想する修法である。

阿字観の修行によって、

もっとも顕著に現れるのが、

意志の力によって虚空に阿字や月輪を

形成する、強力な「想像力」

 

一種超能力ともいえる鋭敏な感覚、

それは個々の人がもともと持っている

感覚が研ぎ澄まされたもので、

阿字観によって最初に開花する能力は想像力

 

瞑想によって真理を観る・観察する

「阿字」とは梵字で口を開いて発する音声で

字音の初めであり宇宙根源の仏、

大日如来の象徴、自分自身の根源と

仏性を観て常に留まることない縁起を

感じる瞑想法

 

 

成不動石印

その後、成不動石印を結び、

自身を不動明王であると観想する

「成不動身」、火印を結んで真言を唱えながら、

不動明王がまとう浄化の火炎光を

全身から発すると観想する「成火炎印」、

不動明王の刀鞘印 (慧刀辟除) を

胸の前に結んで真言(一字呪)

「ノウマク・サンマンダ・バザラダン・カン」

か(火界呪)の

「ノウマク・サラバ・タタギャテイ・ビヤサルバ・

モッケイ・ビヤサルバ・タタラタ・センダ・

マカロシャナ・ケン・ギャキ・ギャキ・

サルバビキナン・ウン・ヤラタ・カン・マン」

を3回唱えてから、

右手で刀を左手で鞘を表す印を結び、

刀印を鞘印の中に納め右胸の当たりに置く。

 

鞘印から刀印を抜き、外側に向けて切り払い、

真言を唱えながら四方八方へと切りつける

所作を行なう。

 

つまり行者の身を不動明王と合一させて、

その効験により浄化したい場所から

魔を打ち払って清浄にし、

結界を張った修法が完了する。

九字の真言

「臨兵闘者皆陣列在前」それぞれに印があり、

それを使用する方法がある。

 

九字の真言を唱えつつ、すばやく印を作る、

九字の印による破邪の法である。

 

印は、仏と修行者とを結ぶ「しるし」であり、

それぞれ固有の神聖な力を宿している。

 

この印の力を用いて、内なるものと、

外なるもの、周囲の色々なものに対して

神聖な波動を送り、邪を払うのが、

九字の印による破邪の法であり、

刀印の方法とは異なるものである。

 

九字護身法を唱えるときの印の結び方

 

「臨」普賢三味耶印 金剛鈷印

「臨」と唱え、内縛印を組み、

大指頭指を立てて合わせる。

 

 

「兵」大金剛輪印

「兵」と唱え、普賢三昧耶印を結び、

中指を頭指に絡ませる。

 

「闘」外獅子印

「闘」と唱え、内縛印を組み、

大指・無名指、小指を立て合わせる。

 

「者」内獅子印

「者」と唱え、内縛印を組み、

中指で無名指を絡ませ、大指と頭指を

立てて合わせる。

 

「皆」外縛印

「皆」と唱え、両手の指を交差させ

指を外に出した状態で握る。

 

「陣」内縛印

「陣」と唱え、両手の指を交差させ、

指が内側に挟み込む状態で握る。

 

「烈」 智拳印

「烈」と唱え、左手を握り、頭指だけを立て、

右手で握る。 右の頭指は内に入れる。

 

「在」日輪印

「在」と唱え、両大指、頭指の先端を付け、

残りの両指はすべて開く

 

「前」億形印 宝瓶印

「前」と唱え、左手を握り、開いた右掌の

上へ乗せる。

 

 

九字を唱え印を結び終えると、刀鞘

印を結んで不動明王真言を3回唱え、

刀印を不動明王の持物であり、

あらゆる魔障を焼き払う慧刀に見立て、

鞘印から抜いて、四方を薙ぎ払う。

(四縦五横の直線を空中に描く)

これにより邪魔を打ち払われるとされている。

 

なお、九字のうち「れつ」の字は宗派

によって違いがある。

真言宗では「烈」

天台宗では「列」、

他の仏教宗派や道教では「裂」

の字が使われる。

 

「在」「財」もまたしかりである

 

早九字護身法

九字護身法には、刀鞘印だけを結んで、

空中に格子模様を

縦四本、横五本の直線を空中で描く

「早九字護身法」もある

手を刀の形にして縦横空中を切りながら

「臨兵闘者皆陣烈在前」

と唱える。

 

 

刀印があたかも真剣のような

光をもって、邪を切り倒すのを強く念じる

こうした精神の集中と、

それを形にする想像力が必要とされるときに、

先の阿字観のような地道な修行が必須になる

 

まとめ

阿字観によって養った洞察力を駆使し、

自分自身が理解し体得したときこそ、

九字は完全な力を発揮する。

 

また個々の印をどんな場合に使用すれば、

どのような効果がえられるのか、

といったようなことも理解できます。

 

最後に

ここまで読み進めて下さった

「あなた」は

すでに、忍術と密教の入り口に立ちました

明日からは、

様々な神仏と交流を持ち出すスタートです。

良い神仏ライフを

ではでは